【2025年03月24日_No.6】
こんにちは!ACアシストです。
「ACアシストマガジン」第6回では、
天井隠蔽型「AIRCLEAN AUTO」の開発秘話の第二弾です!
今回は、悠長に考えていた製品開発が、急遽ガチ開発になっていった状況をお話しします。

縮小する市場の恐怖
*前回の天井型装置 開発秘話(1) 「開発スタート」の続きとしてお読みください。
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天井型の簡易陰圧装置開発をかっこよく「未来に向けた開発への投資」と 前回のマガジンで伝えましたが、
急拡大した簡易陰圧装置の市場は、当然の様に急激に縮小傾向にありました。
まぁー、普通の市場原理ですね。。
その結果、
私たちは会社存続の恐怖とストレスにさらされることとなりました。
【市場の縮小】
→売上の減少に向かう
→在庫が過剰になる
→販売価格が下落する
「オタクの好奇心」でスタートしたゆるーい製品開発は、
「1日も早く競争力のある製品開発を・・・。」と、
まるで漫画家が締め切りに追われるように変わりました。

挑戦の設計図
開発を急ぎたい私たちは、
天井空調に精通した設計者に初号機の平面図を見せ、相談しました。

最初の反応は「えっ!でか!」と、失笑されましたが、
私たちは率直に熱意(挑戦の設計図)を伝えました。
挑戦の設計図(New 簡易陰圧装置)
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1, 天井型の簡易陰圧装置を開発したい。
2, 可能であれば、拡張性が高い隠蔽型がよい。
3, デジタル微差圧計を搭載し、部屋の陰圧をモニタリングしたい。
4, 自社保有の陰圧室のデータを解析し、自動運転を搭載したい。
5, 空気清浄機能(循環機能)
6, 将来の拡張性(陽圧・集中管理・他)
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その設計者は、初号機のサイズに驚きながらも、私たちが求める機能や構成を理解し、
開発の先頭に立ってくれました。

何度も意見をぶつけ合い、試験を繰り返し、
CDCガイドラインに準拠するための保有データの解析を行いながら。。
1年半、、、
長くて、辛くて、大変で、、、、楽しかったなぁ~。

次回予告 (*2025年6月頃)
少し時系列では戻るのですが、
次回はいよいよどのような場所で実験を行ったか。
どのような実験を繰り返したかを可能な限りお伝えします!
お楽しみに!
1, 実験室が居酒屋居ぬき物件?
2, 私たちが持っている強み!
3, 「私は楽しい」
4, 次回予告 (*2025/6/1)