【2024年12月01日_No5】
こんにちは!ACアシストです。
「ACアシストマガジン」第5回では、
天井隠蔽型「AIRCLEAN AUTO」の開発秘話を複数回にわたってお届けします!
今回は、その最初の一歩、「開発スタート」についてお話しします。
パンデミック発生
2020年初頭、新型コロナウイルスのパンデミックが発生し、
感染者を治療・隔離するための陰圧室が圧倒的に不足しました。
その結果、
既存の部屋を陰圧室に変える「簡易陰圧装置」の需要が急激に高まりました。
私たちの簡易陰圧装置(AIRCLEAN)は、製造が追いつかないほどの注目を集め、
多くの医療機関や介護施設に導入されました。
一方で、
急拡大した市場には新たな製造業者が次々と参入し、
海外製品を輸入する企業も競争に加わりましたが、「製造即完売」の流れは止まることがありませんでした。
販売強化 < オタクの好奇心
2020年秋、多くの企業が「製造即完売」の巨大市場に注力し、利益を追求するために「販売強化」を進めていました。
そんな中、私たちACアシストは、あえて違う道を選びます。
それは、「未来に向けた開発への投資」です!
…と言うと格好良いですが、実際はただの好奇心から始まったものです。
「エアコンと同じように天井に設置できれば、ユーザーに喜ばれるのでは?」
そんなシンプルな発想が、この挑戦のスタートでした。
決定的な欠陥
好奇心でスタートした挑戦には、致命的な欠陥がありました。
それは、私たちに天井空調機の企画、設計、そして販売の経験がないということです。
初号機の平面図を見ると、その欠陥がすべてを物語っています。
なつかしいですね…本気でこれを天井に設置しようと考えていたのですから。
他社の設計者が見たら、絶句するサイズ感だったと思います!
だからこそ、恥ずかしすぎて高さ(H)は書けません…。
次回予告 (*2025/1/1)
次回も『天井隠蔽型「AIRCLEAN AUTO」の開発秘話をお伝えします!
お楽しみに!
1, 内蔵された想い
2, 床置型AIRCLEANから培った強み
3, 特許(権利化) → 名誉ですか?
4, 次回予告 (*2025/2/1)